噛み合わせ治療、新神戸歯科|藤井佳朗 — 古書、書経における服用の意味はEBMに対する批判的見解か

院長藤井佳朗

院長紹介
藤井佳朗日本医用歯科機器学会理事
噛み合わせと全身との関連
を考える会顧問
日本歯科東洋医学会
日本歯科保存学会など、
参加学会多数。
■著書■歯科からの逆襲
咬合のマジック など

歯科からの逆襲

学会発表

過去の学会発表をご紹介します。

古書、書経における服用の意味はEBMに対する批判的見解か

【緒言】
古書、書経において「草根木皮は小薬なり。鍼灸は中薬なり。飲食、衣服は大薬なり」と著されており、もともと治療として薬草をしみ込ませた布をまとうこと もあったようで、服用の語源といわれている。衣服として用いることで薬効が得られるなら、薬物を身体に取り込むことなく薬効が得られると思われるので追試 した。

 

【方法】
歯科材料を口腔内に挿入することなく体から離した位置に置き、前屈を行い関節可動域に変化が出るか確認した。椎間板ヘルニアの診断を受け腰痛のため前屈姿 勢を強要されている患者の背中に漢方エキス剤を近接させることで、疼痛や姿勢に変化が出るか調査した。その他生薬を被験者に近接させ、平衡感覚に変化が見 られるか検討した。

 

【結果】
身体に取り込まなくても、薬方などの物質が近接するだけで、被験者の関節可動域、疼痛の程度、平衡感覚などの身体状況が変化することがわかった。

 

【考案】
物質から発すると思われる波動的要素が、身体に近接しただけで、身体状況を変化させると思われる。波動的概念はヨーロッパなどではかなり普及した概念と思 われるが、わが国ではまだ認知度が低い。EBM(Evidence Based Medicine)において、レベルが高いとされる盲検試験やコフォート試験においては、薬は飲まなければ(身体に入らなければ)絶対に効かないというこ とが大前提になっている。しかしながら本研究結果はこの大前提を覆すものである。二重盲検法などで使用されるプラセボも本来薬効があってはならないもので あるが、被験者に近接しただけで身体的状況を変化させるものかもしれない。しかし、その点についての検証もできていない。したがってEBMと称して行われ てきた実験手法は信頼できないと思われる。また、今後薬やサプリメントを体に取り込まずに身体に近接させる治療法が普及するかもしれない。ただし実際に体 に取り入れた場合と近接させた場合との薬効がどの程度異なるものか検討課題である。

 

【総括】
古書、書経における服用の意味は、物質の持つ固有波動の身体への影響を考慮したものと思われる。治療評価法として広く普及しつつあるEBMという概念はその前提が誤りであり再考する必要があると思われた。

 

 

2011年10月30日
会場:大阪国際交流センター
新神戸歯科
藤井佳朗


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